单项选择题

問 題 7 次 の 文 章 を 読 ん で 、41か ら45 の 中 に 入 る 最 も よ い も の を 、A、B、C、Dから 一 つ 選 び な さ い 。

お弁 当 文 化

先日のケリー先生の日本学ゼミで、日 本 の こ ど も の お 弁 当 を 題 材(41)① 日本文 イ匕を論じた論文を取り上げていました。 日本の子供が学校や幼稚園に持っていくお 弁当のことです。

まず、子供の学校での昼食のとり方というのが、アメリカと日本では非常に違うの で、給食がないところでは、みんなが一斉にお弁当を持っていくというのが、アメリ 力人にとっては少し驚きのようです。アメリカでは、お弁当を持っていってもよい し、学校の売店で買ってもよいし、お弁当を持っていった上で何か買ってもかまいま せん。

そして、何よりもアメリカ人にとって驚きであり、この論文のメインテーマとなっ ていることは、日本の子供のお弁当が素晴らしい手の込んだ芸術品の様相を呈して おり、それが母親の腕の見せ所だ、という事実なのです。アメリカの子供のお弁当と いえば、ポテトチップの袋が一つ、チョコバ'ーガーー本、サンドイッチが一つにリンゴ ぐらいなもので、母親がことさらに手をかけることはまずありません。私がよくお 世話になる先生のお宅などでは、両親ともに大学教授で忙しいこともあり、朝は子供 が自分で冷蔵庫から適当に食べ物をかき集めて持っていきます。

こ う い う 伝 統(42) からすると、黄色い卵に緑のホウレンソウ、赤いサクランポなどで見た目も美しく飾り、おまけにリンゴでうさぎを作るなどということは思いも 及びません。そこからこの著者は、日本社会における「母親」という割合の重要性、お 弁当の優秀さで母親の優秀さが計られること、母子の緊密な関係、そして、だれもが 同じように素晴らしいお弁当を持たねばならないという集団主義、また、日本文化に おける女のあり方などについて議論を広げていきます。

お弁当というものを、③ そういう風には考えたことがなかった(43)ので、大変面白く感じました。 しかし、本当にこれは母親や女に関する日米の文化的差異から来る のでしょうか?私は、まず根本は食文化の違いだと思います。 日本には、子供のお弁 当に限らず、各種駅弁から始まって、高級料亭のお弁当まで、「お弁当」という芸術的 食物を作る文化があるでしょう。アメリカにはそもそもそれがぞんざいしないの で、美しい子供のお弁当が生まれる余地がないのです。

そうだとすると、母親や女について考える前に、まず、なぜ日本にはかくも美しい 「お弁当文化」があるのか、ということを問題にせねばならないようですね。

問題

筆者は日本とアメリカの子供のお弁当の違いはどこにあると思っているか。

A.日米の母親や女に関する文化的差異
B.日米の給食に関する文化的差異
C.日米の食に関する文化的差異
D.日米の母子関係の文化的差異
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单项选择题
(4)日本には「湯水のごとく使う」という言い方がある。「金などを湯や水を使うよう に、考えなしに、どんどん使ってしまう」という意味である。日本では、昔から水が豊かだと考えられてきた。雨も多いし川も多い。特に東京 や大阪など大きな川のそばにある都市では、あまり水に不自由しなかった。また、日本人は風呂が好きである。たっぷり入れた湯につかり、その湯をどんどん使って体 を洗う。実に気持ちのいいものだ。 しかし、最近は、「湯水のごとく」という言い方 は、ちょっと待ってくれという感じになってきた。世界の至る所で水が不足している のである。 日本のような国は例外で、大きな川の流域では、川の水をめぐって国同士 が争っているほどである。雨が降らず、作物が全くとれない国も多い。さらに、温泉を別にすれば、湯をわかすには燃料が必要だ。石油にしてもガスにし ても、決して無限ではない。また、それらを燃やした時に出る二酸化炭素は、地球温 暖化の原因とされている。もはや、日本人は、湯や水を、文字通り「湯水のごとく」使 えなくなっているのである。湯を「湯水のごとく」使えなくなった理由として正しいものはどれか。
A.地球温暖化の影響で、湯の量が減っているから
B.温泉を作るためには、石油やガスなどの燃料をたくさん使うから
C.温泉から出る二酸化炭素は、地球に悪い影響を与えるものだから
D.水を湯にするために使う石油やガスは、いつかなくなるものだから
单项选择题
(3)教育には体制を維持する保守的な側面と、新たな社会を創造する革新的な側面が あるが、環境教育はまさに後者である。1 9 8 9年に日本政府が主催した「地球環境に 関する東京会議」において提唱された環境倫理は、従来より環境教育が目指すもので あり、オルタナティブな生活の基盤をなすものである。環境教育の目指す人間像は、 時間的には次世代を、空間的には全世界を視野に入れ、行動できる人間である。環境 教育は非常に幅広く、その範囲を規定することができない。従来から行われている 自然(保持)教育、野外教育、保全教育、公害教育などはもちろん環境教育に含まれる が、自然科学のアプローチのみでなく、人間の思考行動様式のすべてを反映した、人 文 •社会科学 •芸術等による新たな創造的アプローチが求められている。 さらに戦 争が最大の環境破壊であること、今日の環境問題のいくつかが構造的暴力によって 引き起こされていることを考慮すれば、平和教育、国際理解教育や人権教育は環境教 育と密接に関係している。の 文 章 で は 「環境教育」をどのような教育としてとらえているか。
A.将来のことや世界全体のことを考え、よりよい社会を作るための教育として
B.今まで受け継いできた社会を次の世代にそのまま残すための教育として
C.住みなれた社会を守るために、新しい体制を否定する教育として
D.世界中を回り、生活の碁盤をなす環境倫理を広める教育として
单项选择题
(1)日本語の大きな特徴には、母音が多いということ以外に、唇をあまり使わずに、口 の奥で構音する(言葉をつくる)という点もある。つまり、口元を動かさずに、喉で言 葉をつくってる感じだ。だから、日本語をしゃべっていると、能面とかポーカーフエ イスといわれる無表情な顔になる。外国人にとっては、①これがすごく不気味に思 えるらしい。(中略)試しに、鉛筆かボールペンか何かを、横向きにくわえてしゃべってみよう。日本語だとちゃんと聞きとれるようにしゃべれるが、例えば英語だと、何言ってん だかわからなくなる。 日本語は口の奥で構音するが、英語などは口の先っぽで構音 す る か ら だ 。 口の先っぽに「口かせ」をはめられちゃうと、どうにもならないのだ。中国語でも「口かせ」をはめると、何言ってるんだかわからなくなる。 というより も発音すること自体、ほとんど不可能になってしまう。同じアジアのお隣さんの国 でも、全然違うのだ。母音が多いだけでなく、発音のしかたからしても、日本語は喉 声向きにできている。逆に日本語だからこそ、喉声が完成されたのかもしれない。 日本語はつまり②喉語なのだ。(中野純『日本人の鳴き声』N T T 出版による)① 「これ」とあるが、何のことか。
A.母音が多いこと
B.表情を変えずに話すことと
C.喉から音が出てくること
D.発音のしかたが違うこと