单项选择题

2) ①子供の授業参観(注)に行って驚いたことがあります。先生が、ある問題について「どう思いますか」と質問すると、生徒たちが手をあげ、指された生徒が答えた。次に、「ほかの人は」と先生がきくと、またみんなが手をあげ、別のだれかを先生が指します。すると、その生徒がさっきの生徒と同じことを答えたのです。そうやって次々に何人もの生徒がみんな同じ答えをしました。これには私、びっくりしました。同じ答えならいわなくてもいいのにと思うのですが、先生は②それを期待しておられるようでした。むしろ、別の答えが出てくると困ってしまうのかもしれません。  しかし、無理しても別な答えを出すこと、あるいは人と同じことはいわないことが、大事だと私は思います。クラスが40人いたら40通りの答えがあるべきです。先生には、「( ③ )」と聞いてほしかった。そして、もし出てきた別の答えが間違っていても、それはおもしろいね、とまずほめて、しかし、ここの部分は考え直してみたらどうでしょうとか、ここに無理があるかもしれないと、言っていただけたらと思いましたね。    (山本毅雄『21世紀の本の読み方』岩波書店による) (注)授業参観:教室に入って授業を見学すること 筆者は学校の先生にとうしてほしいと思っているか。

A.生徒が間違った答えを出したらすぐ直してほしい。
B.生徒に人と違う答えを出すことをすすめてほしい。
C.生徒の答えが他の生徒と同じご答えでもほめてほしい。
D.生徒に正しい答えだと思った時だけ答えるように言ってほしい。
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单项选择题
(5) 日本人は「察し合い」の会話をすると言われている。「察し合い」とは、言葉で表現されなくても相手の気持ちや状況を想像してお互いに理解し合うことである。次のグラフは文化庁が2002年1月に行った世論調査(注1)で「察し合い」の会話についてたずねた結果である。それによると、「ア:これからも察し合いの文化を伝えていくべきだ」と考えている人は少なく、どの世代(注2)も20%未満で、40代が最も少なかった。また、どの世代も10~20%が「イ:誤解を招くこともあるので、相手に『察し』を期待しない方がいい」と考えておリ、「ウ:これからは、きちんと言葉に出して言うべきだ」と考えている人がさらに多いことを考えると、これからは「察し合い」の会話が減っていくのではないかと思われる。40代、50代では約40%が「ウ」と回答しているが、「ア」の回答数と合わせて考えると、「察し合い」の会話に一番否定的なのは40代だと言えそうだ。それに対して、10~30代では「エ:相手や状況によって、察し合いの会話をするかどうか使い分けるといい」という回答が一番多かった。ア:これからも察し合いの文化を伝えていくべきだイ:誤解を招くこともあるので、相手に「察し」を期待しない方がいいウ:これからは、きちんと言葉に出して言うべきだエ:相乎や状況によって、察し合いの会話をするかどうか使い分けるといい注1)世論調査:ある問題について、集団や社会の意見を調べること(注2)世代:同じくらいの年の人たちの集まり
A.A:ウ  B:エ  C:イ  D:ア
B.A:ウ  B:工  C:ア  D:イ
C.A:エ  B:ウ  C:イ  D:ア
D.A:エ  B:ウ  C:ア  D:イ
单项选择题
(4) 人間とは不思議なもので、年をとってもいろいろな新しいことを経験したいという気持ちがある。例えば自分で茶わんを作ってみるとか、ピザ(注1)を焼いてみるとか、さまざまな新しい挑戦(注2)がある。しかし、当然のことながら、それがうまくいくことは少ない。茶わんはぜんぜん丸く作れないし、ピザはおいしくない。だが、それを恥ずかしく思う必要はないのだ。最初からうまくできるなら、世の中のさまざまな学校や修業(注3)は必要ないことになる。初めはうまくいかないのが当たり前なのだ。それなのに、家族の者に「変な形」、「まずい」などと言われると、「もう二度と作らない」と思ってしまう。初めての挑戦には、周りの人々の理解と応援も必要なようだ。(注1)ピザ:イタリア料理の一つ(注2)挑戦:困難なことに立ち向かっていくこと(注3)修業:技術を習い、身につけること
A.周りの人々に理解されない場合は、初めからやらないほうがいいと思う。
B.初めはうまくいかないのが当然なのだから、できなくても恥ずかしく思うことはない。
C.年をとってから新しいことに挑戦する場合は、周りの人々の応援があるので、うまくいくはずだ。
D.初めて挑戦することは、まず学校に行ったり一人で練習したりしてから、入の前でやったほうがいい。